2021年のスタートに思う

2021年も明けて1ヶ月となりました。この1年は音楽家にとってもとにかく苦しい期間でしたが、まだまだ続くものはありそうです。

僕も様々な試行錯誤に見舞われました。その結果、以前とは少し違う形になったものや、新たに始めたものもあります。久々のブログではそういったことをまとめてみようと思います。

宅録セットを導入しました

マイク、オーディオインターフェスといった機材を用意して、宅録に対応できるようになりました。

いわゆるリモート合唱やテレコーラスと呼ばれる、宅録音源を合わせた合唱動画の制作にも音源を渡すことができています。また、音取り音源を自分の声で作成したりもできるようになりました。

オンラインレッスン環境を整えました

使う機材は同じなのですが、Zoomを使ったんオンラインレッスンに対応できるようになりました。

自宅のピアノがいわゆるサイレントピアノで、ヘッドフォン用の端子がついています。これがピックアップとして機能したため、ラインでピアノの音をとることができ、なかなかいい音で指導ができます。

合唱指導の中継に対応しました

オンラインレッスンと機材や方式も似ています。

実地での活動を再開した団体でも、個人の事情で出られない方がいる場合、練習をネット中継で見ることができるようにします。スピーカーマイクを使うので、画面越しで指揮者に質問などもできます。

感染症対策運営を請け負いました

コロナ禍と呼ばれる中で、10件以上のコンサートを行い、半数以上は主催か近い立場でした。その中で感染症対策を担うことにより、業界ガイドラインに即した運営などの知見を蓄積しています。

実際に、感染症対策運営をコンサルすることも徐々に依頼されるようになってきました。それに伴って、消毒資材や飛沫防止グッズなども揃っています。


ある意味ではこういった社会状況でなければ出会わなかったかもしれないもの、考えなかったかもしれないことが多くありました。これがいいことか悪いことかはわかりませんが、少なくとも自分の血肉となって新たなものを生み出す力にもなります。


これからもよろしくお願いいたします。

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